CM袋

CMネタだけのブログ、やってみてます

マルちゃん正麺カップ

東洋水産 

マルちゃん正麺カップ 「原始人・焼きそば」篇

 

https://www.maruchanseimen.jp/cup/index.html

 

役所広司二階堂ふみが原始人に扮してカップ焼きそばを食べる。

「人類未経験のうまさかも?」

 

 

沢尻エリカが違法薬物所持で話題なりました。

さらに、

小栗旬

「役者は想像力で演じる必要がある。ドラッグ使用者の役だからってドラッグやるわけにいかない。究極は殺人の役だ」

と、いうようなことを沢尻エリカ本人の前で話していたことも話題になっていました。

 

役所広司小栗旬がいうところの究極である殺人者の役はすでにやっています。

今回は知的な原始人がカップ焼きそばを食べるという役です。

想像力が必要、という意味では殺人者とどちらが上か悩ましいです。

そんな究極を超えたかもしれない演技、表情。

15秒のCMで見てしまいました。

 

 

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YBC ヤマザキビスケットカンパニー

YBC ヤマザキビスケットカンパニー

http://www.yamazaki-biscuits.co.jp/tvcm_nb/

「4人でお知らせ」篇

 

ヤマザキナビスコナビスコとのライセンス契約を終了し、

YBC(ヤマザキビスケットカンパニー)と商号を変えました。

 

そして、その商号が変わったことと、新商品、主力商品を紹介するCMを作りました。

 

傑作です。

動画視聴リピートが止まりません。

 

まず、こんなにも「邪」が皆無である世界観に感動します。

内情いろいろあるのかもしれませんが、CMを見ている間は心が浄化されるようです。

 

社名ロゴ、BGM、セット、衣装、人の動き、カメラの動き、

全て懐古的な気がします。

「気がします」です。

懐古的だ、とは断言できないでいます。

本当にこれは古いのか、何周か回って新しいのではないか。

何が正しいかわからない、奥深い世界から抜け出せません。

 

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マウントレーニア

森永乳業 

マウントレーニア  http://mtrainier.jp/cm/

 

井浦新伊藤歩が4年続けた恋愛話cmがとうとう完結。

 

あんまりに奇抜なエピソードがあるより、

こんな穏やかな流れの恋愛ドラマが良かったりはしないですかね。

淡々と3ヶ月連ドラ。ダメですか。

 

アユミはひたすら可愛らしく。

最終話でのアラタの顔なんて。

その昔、

恋する惑星のラスト、トニーレオンの表情にわしづかみされた心を思い出してしまった。

 

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麺職人

日清食品

 

麺職人 

https://www.nissin.com/jp/products/brands/menshokunin/

「奥様目線で 篇」

 

松岡修造が店主の麺職人屋に一組の夫婦。

髪型が変わったことを気づいて欲しい妻。

麺職人のだしの香りの変化にしか気付かない夫。

松岡修三が髪型変わりましたねとフォローし、妻にっこり。

そして、

「麺職人は奥様目線で作ってますから」

というセリフ。

 

その最後のセリフがものすごく気になった。

カップ麺が奥様目線ってなんだ。

なにが、どう奥様目線なんだ。

CMで、だしの香りに反応してるのは夫じゃないか、

妻は麺職人のことなんかより髪型が重要なんじゃないか、

とかつっこみたくなるわけで、

CM内容はめちゃくちゃだと思うんです。

でも。

最後のセリフのインパクトだけでいい。

 

サイトの説明を読む限りでは、

香り豊かな鯛のだし。

具財の贅沢さ。

桃色のパッケージ。

というのが奥様目線のようです。

「主婦層を中心に好評いただいているブランドです」

と紹介文があったりして、驚いちゃいました。

へえ、そうなんだ。麺職人って主婦に特に好評なんだ。

知らなかった。

ホントかな。本当なんでしょう。

 

いままで主婦層自身たぶんだれもそんなこと意識してなかっただろうと思うんです。

でも、CMで「あなた用なんです」なんて、

しかも松岡修造のまっすぐな目線で言われたら。

それは、意識せずにいられないだろう。

 

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コバエがポットン

キンチョー 大日本除虫菊株式会社

http://www.kincho.co.jp/cm/html/index.html

コバエがポットン 「逃げられた男」篇

嫁さんが荷物全部持って出て行った。

けれど、台所にコバエがポットンが残っていて

めっちゃ獲れているコバエを見て

「気持ちがちょっとは楽になりました」

と、語る夫。

よかったですねえ、とナレーション。

夫の服のハイネック部分が絶妙なくたびれ具合。しんみりします。

面白くて何度か見ていたら、ふと、

コバエがポットンを置いて行ったのは、

夫はコバエ同然、ポットンにポットンしてしまえ、という嫁のメッセージではないかと

我ながら酷いことを思いついた。

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